WiMAX徹底比較

WiMAXプロバイダーの月額料金プランを徹底比較&ランキング!
ワイマックス徹底比較 > 完全無制限はウソ?WiMAXの速度制限について全解説

完全無制限はウソ?WiMAXの速度制限について全解説

完全無制限はウソ?WiMAXの速度制限について全解説

WiMAXは、スマホとは異なり速度の制限がないという宣伝を見かけることがあります。しかし、実は完全に正しいとは言い切れません!

WiMAXにも速度制限はあります。とはいってもスマホのように厳しいものではないので安心してくださいね。

この記事では、

  • WiMAXのプラン別・制限される条件
  • 速度制限の内容
  • ハイスピードプラスエリアモードの速度制限

について、具体例をあわせて紹介します。この記事を読むとWiMAXの速度制限について詳しくなれるでしょう。

プランによって速度制限の条件が変わる

WiMAXは、主に契約できるプランが2つあります。選んだプランによって月間のデータ通信量の上限があるのがポイントです。

また、月間の上限がないプランでも、短期間で多くの通信を行った場合には制限がかかります。ここでは、WiMAXのプランごとの通信制限について紹介します。

7GBプラン

はじめに紹介するのは「7GBプラン」。こちらは、プロバイダによっては「ライトプラン」などと呼ばれています。

特徴は、スマホのプランのように月間の通信量がきまっていること。そのため、月間で7GBを超える場合には通信の制限がかかります。制限がかかると最大速度は128kbpsとなります。

この速度は、スマホの速度制限と同じと考えるとわかりやすいでしょう。文字がメインのサイトを読み込んだり、メールやLINEなどができるくらいの速度となります。動画などは読み込みにかなり時間がかかるので、ほぼ見れないと考えていいでしょう。

料金がギガ放題プランよりも割安なので、大容量な通信をあまり利用しない方におすすめのプランです。

ギガ放題プラン

次に紹介するのが、実質無制限といわれている「ギガ放題プラン」です。こちらのプランは、月あたりのデータ通信量の制限はありません。

これがWiMAXは無制限だと言われている理由です。しかし、大量のデータ通信を行った場合には、混雑緩和を理由に速度の制限がされます。そのため、実質無制限といわれているのです。

料金は7GBプランより高いものの、通信制限もゆるいため多くの人がこのプランを選択するようです。たとえば、BroadWiMAXでは約93%の方がギガ放題プランを選んでいます。

スマホ会社のような制限がないギガ放題プランが、WiMAXの魅力ともいえます。ギガ放題の速度制限はすこし複雑なので、このあと詳しく説明していきます。

ギガ放題プランの速度制限

さきほども紹介したように、WiMAXのギガ放題プランには独自の速度制限があります。

ここでは、制限がかかる条件や、いつまで制限が続くかなどを詳しくまとめてみました。

条件は、直近3日で10GB使った場合

ギガ放題プランでは、大容量の通信を行った場合に速度が制限されます。

その条件は、直近3日で10GBを使ったときです。と言っても、わかりづらいですよね。具体的な例を表で整理しながら確認していきましょう。

12月10日 12月11日 12月12日 12月13日 12月14日 12月15日 12月16日
1日の使用量(GB) 7 2 2 3 4 4 5
直近3日の合計(GB) - - 11 7 9 11 13
通信制限 - - - 制限あり 制限なし 制限なし 制限あり

上の表では、12月10日から16日までのデータ通信の様子と、実際に通信制限がかかる場合をまとめてみました。

12月10日に7GBを使い、それから2日は2GBずつ使った場合には、12月12日の時点で11GB使用したことになります。この場合は、3日で10GBをこえるため、12月13日に速度の制限がかかります。

スマホではこのまま速度制限が続くことが多いですが、WiMAXのギガ放題プランでは異なります。

直近3日のため、今度は12月11日から13日までに使用した容量がカウントされるのです。11日から13日の合計通信容量は7GB。そのため、直近3日で10GB以下となり速度制限はなくなります。

このように、WiMAXでは速度制限が日ごとに判断されるのが特徴です。

ちなみに、10GBがどれくらいの容量なのかを動画の再生時間で表すと、下の表のようになります。

内容 画質 データ量 10GB
5分間の動画再生 超高画質 約113MB 約88回(約7時間)
HD画質 約60MB 約166回(約13時間)
SD画質 約17.5MB 約570回(約47時間)
低画質 約10MB 約1000回(約83時間)

出典:UQWiMAX

UQWiMAXの調査によれば、超高画質で7時間動画再生をした場合に10GBになります。そのため、1日あたりにすると約2時間となります。

映画を大画面で見るような方であれば制限にかかってしまう可能性がありますが、スマホの画面であれば高画質や標準画質でも十分な場合がほとんど。そうすると13~47時間見ないと10GBにはなりません。

そう考えると、3日で10GBの制限でも十分に楽しめると考えられるでしょう。また、このあと紹介するように制限の内容も厳しくありません。サイトの閲覧や標準画質の動画再生なら問題ないという場合がほとんどです。

制限の時間や制限速度は最低限

3日で10GB制限についておさえたあとは、どんな制限がかかるのかについて紹介します。簡単にまとめると下のようになります。

  • 制限の時間帯は、混雑時間帯(18時~翌2時頃)
  • 制限速度は、YouTube動画の標準画質が再生できるくらい(おおむね1Mbps)

制限の時間帯については、夜間の限られた時間となっています。そのため、昼間にWiMAXを使用する方には影響がありません。昼間の時間帯はどれだけつかっても無制限です。

家にある固定回線に加えてWiMAXを利用したいという方は、速度制限の影響を受けることはないでしょう。また、夜間の速度制限も18時から2時と短いので、1日中速度が遅くなるわけではないのもポイントです。

制限速度については、おおむね1Mbpsとされています。この速度は、YouTubeの標準画質が見られる速度とUQWiMAXが発表しています。ウェブサイトを見たりLINEやメールをしたりなどの最低限のことは、速度制限中でもスムーズにできるでしょう。

もちろん、電波の状況や回線の混み具合によっても通信状況はかわってきますが、スマホなどの128Kbps制限と比べるとやさしめの制限となっています。1Mbpsは1000kbpsなので、WiMAXはスマホの速度制限よりも約8倍快適といえます。

制限がかかる前にメールでお知らせしてくれる(要申し込み)

「3日で10GBは理解できたけれど、容量のカウントはどうやるの?」という方のために、容量の確認方法についても紹介します。

モバイルルーターの場合には、通信容量のカウント機能が利用可能です。設定画面からカウント設定をオンにすることで、速度をルーター上で簡単に確認できるようになります。

ホームルーターで液晶がないルーターの場合や、カウントで確認をするのが面倒という方は、メールでお知らせしてくれるサービスを利用するのがおすすめです。

メールサービスに登録をすれば、速度制限がかかる当日の13時以降にメールで連絡をもらえます。WiMAXのルーターが届き、SIMカードやルーターの電話番号がわかったら登録ができるので、必要な方は登録をするとよいでしょう。

ハイスピードプラスエリアモードの使用に注意

WiMAXを利用する際には、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードというものがあります。

3日で10GB制限はWiMAXの電波をハイスピードモードでの制限です。一方、ハイスピードエリアモードを使用する場合には別の制限がかかります。ここではハイスピードプラスモードについて、速度制限とともに紹介します。

ハイスピードプラスエリアモードとは?

このモードは、auのLTE回線を使用したモードです。WiMAXの繋がりにくい部分をカバーしたり、WiMAXの電波と一緒に使うことで、高速通信を可能にしています。

プロバイダによっては「LTEオプション」とも呼ばれており、オプション使用料金がかかることも。

プロバイダによっては追加料金もかかる

ハイスピードプラスエリアモードは、オプションサービスとなっています。そのため、通常は使用した月のみ利用料金がかかります。

BroadWiMAXのように、オプション利用料金を値引きしているプロバイダもありますが、基本的には1,005円(税抜)かかります。 そのため、ハイスピードプラスエリアモードを使いたい場合には、プロバイダのプランをよく確認しましょう。

どんな制限がかかる?

ハイスピードエリアプラスモードでは、月間7GBまでの制限がかかります。7GBを超えてしまうと、速度は月末まで128kbpsに制限されてしまうので注意が必要です。

ここでおさえておきたいのが、ハイスピードプラスエリアモードで制限がかかってしまった場合には、ギガ放題プランであっても月末まで速度制限がかかってしまうということです。

ハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードに戻しても、速度制限は解除されません。

そのため、3日で10GBの制限ではなくなってしまいます。ハイスピードプラスエリアモードは高速通信で、より安定した通信をする場合には便利ですが、容量を確認しながら使う必要があります。

7GBを超えなければ制限はないので、本当に必要な時だけモードを切り替えるようにしましょう。

速度制限のまとめ

ここまで紹介してきた速度制限を、あらためて表にまとめてみました。契約する前に確認しておくと安心なので、ぜひ確認してみてください。

モード 条件 制限後の速度 時間帯 解除の条件
ハイスピードモード
(通常)
直近3日で10GB以上の利用 YouTubeが標準画質で
見られる程度(おおむね1Mbps)
10GB以上になった翌日の
18時から翌2時頃
直近3日で10GB未満に
なったとき
ハイスピードプラスエリアモード
(au/LTE回線)
7GB以上の利用 128kbps(ハイスピードモードも同様) 終日 翌月1日

LTEオプションは、スマホの速度制限と同じと考えるとわかりやすいですね。

ただし、追加で容量を購入できない点がスマホとは異なります。良さを活かすには、3日で10GBが利用できる範囲でLTEオプションを使うのがおすすめです。

おわりに

本記事では、WiMAXの速度制限について紹介してきました。通常の利用であれば3日で10GBと制限がかかる条件もゆるく、動画も存分に楽しめる速度です。

また、制限の時間帯やリセットされる条件もスマホに比べてやさしくなっています。そのため、速度制限があるとはいっても、気にする必要がない場合がほとんどといえるでしょう。

ただし、ギガ放題に加入しないと月に7GBの制限となってしまう点や、ハイスピードプラスエリアモードを利用する場合には容量に注意が必要です。多くのプロバイダが初月の料金を安く設定しているので、まずはギガ放題プランで申し込んでみることをおすすめします。